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滋賀には週末になると沢山のロードバイクがびわ湖の湖岸道路を走っています。
そしてついこの前、湖岸道路の道の駅で休憩をしていたら凄いものを見てしまいました!!
これはいったいどうなっているのでしょうか?
道の駅に沢山のロードバイクが駐車してあったのですが、その一台の後輪が自動で回り続けていたんです。
そのロードバイクの持ち主はどや顔で私と目が合いました。
今回、この凄い自転車の実情を私の様にあまり知らないあなたにシェアしていきますね。
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目次
モーターアシスト自転車は最近から
私が驚いたのは後輪がひたすら回っている自転車が本格的なロードバイクだった事。
今現在、アシスト自転車は結構普及してきました。私の家のお隣さんも立派な電動アシスト自転車をもっています。そして近所の自転車屋さんに行けば入り口付近に目立つようにアシスト自転車が展示してあります。
結構身近なアイテムになってきました。でも今売られているアシスト自転車は見た目がママチャリ。結構色々な重量物が装備されていて重そうです。
その代わりモーターでのアシスト距離が結構長かったり、色んな物を積めたり、実用性を重視しているんですね。
それが、今回私が見た自転車は全くモーターが付いている感じがしません。見ただけでは全く普通のレーシング自転車と変わらないのです。
そこで、この様なモーターを装備した自転車を色々調べました。
bbモーター
いろいろ探っていくとこのbbモーターと言う自転車専用のモーターに行き当たりました。(何?bb?)
決して車の名前ではありません。これは左右のペダルの間に位置する自転車の中心に位置する軸の事です。bb軸と言います。
そこに(隠しモ―ター)の動力をペダルに伝える機構を組み込んだ物をbbモーターと言います。
隠しモーター内蔵の自転車がレースの世界で見つかる
隠しモーター装備の自転車が発覚しました。これはとある有名な自転車での大会で起こった事件です。自転車の業界では2010年頃から隠しモーターの存在がまことしめやかに噂されていました。それがある大きなロードバイクのレースで、隠しモーター内臓のロードバイクが見つかったのです。その存在が発覚した事で「遂に現実となったか!」と世界に衝撃が走りました。
Vivax Assist
隠しモーターがロードバイクのレースに使われていた事は大変残念な事ですが、別の視点から考えてみると凄い技術です。今現在市販で売られている電動アシスト自転車はお世辞にもカッコいい!スマート!とは言えません。実用性重視です。それが自転車レースでは見た目が分からない隠しモーターが取り付け出来ると言う事は、見た目は勿論、重量も随分と軽量になっているはずです。
これは私の視線から見れば凄い魅力的な機構です。
そこで色々調べているとこんなモーターアシストキットがありました。
それがこれ!
Vivax Assist
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出典元:Gruber AntriebH & Co.
欧州で市販される「Vivax Assist」
正直驚きです!この様なキットが既に販売されているんです。これは自転車を内緒で電動アシスト自転車に改造できてしまうんです。そしてこのキットの凄い所はモーターをチューブ内に収納してしまう事。これで見た目全く分からなくなります。そして一番の重量物であるバッテリーはドリンクボトルに偽装して装備。メチャクチャいけてる自転車に変更できる凄いキットなんです。
キット重量は1.8kg
自転車の世界では重量はかなり重要な要素になります。これをフルカーボンフレームの自転車に装着すると重量が8kg程になるそうです。最強ですね . . .
バッテリー容量は60分タイプのものと90分タイプのものがあります。
そしてモーターの出力は200Wになります。これはオーストラリアでは電動アシスト自転車のモーター出力が250W以下と決まっている為。
出力はそれ程ありませんが、ペダルを漕ぐアシストとしては結構な支援機能となります。
こんな自転車も販売されている
見た目が電動アシスト自転車と分からないオシャレでかっこいいスポーツ自転車が出ました。実は私、こんなのを待っていました。
それがこれ。Freygeistの「Classic」。見た目が普通のカッコいいロードバイク。見た目アシスト自転車とは思えません。
このFreygeistと言う会社はドイツの企業。そして欧州では小さいころから人々は自転車大好き!なので見た目がパッとしない自転車は問題です。
だからお洒落で電動自転車と分からない様なアシスト自転車が次々に販売されているんです。
この自転車のスペックは?
スペックを知って更に驚きました。車両重量が12kg。一回の充電で走行できる距離は70kmから100kmも走れるんです。もしバッテリーが切れたとしても途中でペダルに切り替わって漕げるので安心です。そしてこれだけの航続距離。めったに充電切れは起こらないそうです。
しかし、ここにきて肝心の大事な事実が!それはまだ日本では販売していないと言う事。
いつかこんな自転車が国内で販売されたらいいですね!(^^)!
まとめ
電動アシスト自転車もドンドン技術が進歩して今では自転車の大会でもメカニカルドーピング(アシスト機能)が見抜けない状態まで来ているそうです。
そして市販車の状態でも凄いお洒落でかっこいいアシスト自転車が出始めています。
今主流の重そうで実用性重視の電動自転車がカッコいいスポーティーな電動アシスト自転車に変わる日もそう遠い日ではないと思います。
どんどん技術の進歩を続けている電動アシスト自転車。近い将来が楽しみです!(^^)!
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