スポンサーリンク



 


この前、テレビで古民家をリノベーションで再生した特集をしていました。

なんでも、元ある場所にある古民家を解体して違う場所に移動する。

そしてリノベーションして再生する。とんでもない苦労と労力を結集して古民家を再生していました。

これは凄い大変な事です。

今回、その古民家を語っていきます。

スポンサーリンク


土地付きで1億5000万円です!

最近よくある番組で、色んな住宅を紹介している番組があります。

その番組の決め台詞は(買うのか、買わないのか?)

 

毎回素晴らしい物件が紹介されます。ほんとワクワクします。私、家を買ってからはそういった番組にはかなり惹かれます。(こんないい間取りを我が家も何故しなかったんだ?)とか。

その番組を観ていると家も凄くいい物件が紹介されますが、それと同じくらい、土地も重要だな!と改めて実感しました。

そして今回の番組では初めてであろう、古民家を買うのか?買わないのか?どうなんだ?をしていました。

 

かなり長持ちな古民家

その番組で紹介されていた古民家は築150年。私からしたら、えぇぇぇぇえ?です。

何故かと言いますと、我が家は鉄筋コンクリート造。その躯体の寿命は60年とされています。それが古民家で150年も現存している訳ですから驚きです。

でも、確かに神社でもお寺でも木造建築。奈良の東大寺なんか1200年前から建っています。

メンテナンスをシッカリやっていけば時空を超える事が出来るんですね(*^^*)

 

そして古民家が長持ちするのには、こんな事情があるんです。

古民家は現代の家(木造住宅)の柱の2~3倍もの太い柱を使っています。ここに長持ちの要因があります。なぜこの様な太い柱を使っているのか?それは屋根に使われる部材の重みがあるからです。

 

古民家の屋根は乾燥草(かやぶき屋根)が使われています。そしてこの屋根は躯体に引っ掛けるだけの構造になっています。

これは屋根の重みで草屋根と躯体を固定しているんです。そして乾燥草を八の字に開いてそれを積んでいきます。すると家の外壁を押す力が発生します。これは結構な圧力が発生します。なのでその力に耐える頑丈な躯体になる様に太い柱木が必要になります。

そして昔の家には囲炉裏が想像できます。これにも家を長持ちさせるノウハウが詰まっています。囲炉裏から出てくる煙が屋根材に使用している茅葺に付着して建屋を強固にしています。そしてかやぶき屋根は乾燥を好みます。なので囲炉裏の存在は凄く重要なのです。

それら色々なノウハウがマッチして古民家は長持ちしているんですね。

 

リノベーションで凄いお洒落な現代風の造りに

いざ、リノベーションして再生された古民家の建屋中身を取材していました。古民家はやっぱり大きくて広い土間が魅力的!

そして番組で紹介していた古民家は、その広い土間を土間としてではなく、一つのダイニングルームに改装していました。

これまた凄いお洒落。そして大空間を実現していました。

その物件はもともと大きな建屋です。そして土間もかなり広い。その広い土間をリビングにしているものだから本当に開放的な空間でした。

普通、広い空間を実現しようとしたら木造建築だと強度の問題上、あまり広い空間が取れません。柱があちこちに必要になります。でも古民家は現在の建築に使われる柱の2~3倍の太さの柱を使用しています。だから強度がハンパない。なのでこの大空間を実現しているんですね。

やっぱり凄いです。

 

価格は7000万円!

これ、建屋だけでこの価格と言っていました!

凄い金額ですね。私の見解だと、普通の工務店の新築住宅建屋だけで1500万円位。それから考えても随分と高いです。

でもそれだけ価値があるんですね。付加価値も入っていると思います。古くからある日本の建築が現代でも価値がある事を証明している!そんな価格でした。

 

ロケーションも最高でした

建屋も大事ですが、どこに建っているのか?景色はいいのか(見晴らしはいいのか)も、最高の住まいを追求していく上で重要なファクターになります。

そして今回の建屋古民家。建っている場所も最高の場所でした!

小高い丘の上に建っていました!(^^)!そして窓の外には南房総半島が眼前に拡がる最高の場所に建っていました。

これは羨ましすぎる。

 

一軒家って新興住宅がメインになります。なので普通の土地をならして平坦地に密集して建っている場合が多いです。と言う事は景色は二の次になります。

わが家も家のカーテンを開けば、お向かいさんが車を洗車していたりお隣さんの奥さんが世間話をしていたりします。

これはこれで喉かな風景です。しかし最高の景色とは言えません。

これが普通なんですが。

 

それがマンションだとほんと、最高の景色になります。カーテンを開けっぱなしでも誰も見ていません(もちろんそれなりの高層階になりますが)。

そしてその古民家は建屋も素晴らしかったですが、景色までも最高の景色でした。

だから価格が1億5000万円!!

やっぱりそうなりますよね!(^^)!普通ではそこまで実現できません。

 

まとめ 現代に蘇る魅力ある古民家

今回テレビで紹介されていた物件は土地、建物両方が高い次元で完成された物件でした。

古民家をリノベーションして大開口を実現すると言う、日本の建築は昔から凄いんだぞ!と言う事がヒシヒシと伝わってくる番組でした!(^^)!

やっぱり日本人はモノ造りにおいて、昔から凄い技術を有しているんだな!と思いました。

だから150年も前の建屋が現代にも甦る。そして高い価値が付くんですね。

昔のたたずまいにも魅力を感じる古民家でした。

 

おススメ記事と広告