「なんでチャンバーはエンジンの一部って言われてるん?」

「なんで社外品のチャンバーはサビサビボンバーなん?」

 

こんにちわ。

過去2ストバイクを4台乗り継いできた管理人のhaseです!(^^)!

 

チャンバーって懐かしい響きですよね♪

この言葉を聞くと十数年前にタイムスリップした様な気分になります。

「あの頃が懐かしい . . .いい . . .」

 

おっと失礼!ついつい昔の思いにふけってしまいました(;^ω^)

 

そんなチャンバー。

これは4サイクルエンジン】で言うところのマフラーにあたります。そして2サイクルエンジン特有の構造からエンジンの一部とも言われています(=゚ω゚)ノ

「えっ?どう言う事?」

 

2サイクルエンジンの構造がシンプルがゆえに、チャンバーもエンジン構造の一部としてその機能を担っているんです。

 

今回この記事では、最近ではあまり見かける事が無くなってきた2サイクルエンジンのチャンバーにスポットをあててお伝えしていきますね♪

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チャンバーとは?

2ストロークのチャンバーは少し変わった形状をしています。それはチャンバー入り口と出口が極端に絞られていて中間部分は大きく膨らんでいます。

何故この様な形状なのでしょう?

 

ここにその理由を挙げてみますね。
  • 混合気の吹き抜けを減少させる
  • チャンバー形状を利用して燃焼ガスの排出を促進
  • チャンバー形状により未燃焼ガスを再度燃焼
 

なんだか難しそうな項目が並んでいますがキーワードは排圧の流れなんです。

それぞれについて詳しくみていきますね。

混合気の吹き抜けを減少させる

2サイクルエンジンは吸気と排気が同時に行われるので、4サイクルエンジンの様に吸排気バルブがありません。

 

と言う事は、

新しい混合気をエンジンシリンダーに送り込んで燃焼ガスを押し出すので、新気が勢い余って燃焼ガスと一緒に排気されてしまうんです 。

※勿体ない . . .

 

これは何とかしなければいけません!

 

そこでチャンバーです。

チャンバーのあの独特な形状が混合気の吹き抜けを防いでくれるんです。

 

更に詳しく見ていきますね。

チャンバー形状を利用して燃焼ガスの排出を促進

2ストロークエンジンにおいて燃焼したガスの排出については、クランクケース内で一次圧縮した混合気が勢いよくシリンダー内に送り込まれる事で燃焼ガスがシリンダー内から排気されます。

 

でも、それだけではまだ理想の排気ではないのです。そこでチャンバーがその排気を手伝ってくれます。

 

「どうやって手伝うん?」

 

チャンバー形状がそれを手助けしてくれるんです。

チャンバー入り口は絞られていて。そこから中間部に掛けて膨張していますよね。

 

ココ凄く重要です!

燃焼された排気ガスがチャンバーのその独特な形状によって膨張室に勢いよく広がるんです。すると排気ポート周辺の圧力が低下するんです。

それによって高圧の燃焼ガスの排気がスムーズに行われるんです!(^^)!


 

「それって新気の混合気も排出されてしまうで。いいんか?」

 

お次はその事についてです。

チャンバー形状により未燃焼ガスを再度燃焼

チャンバー中間部で広がった排気ガスは出口に向かって進みます。するとチャンバー出口は絞られているのでふん詰まり状態になる訳です

 

するとどうでしょう?

チャンバー内の圧が高まります。

そこに先程勢い余って出かけていた新しい混合気がシリンダー内に押し戻されるんです。


 

どうです?

凄い考えられていますよね!(^^)!

 

 

ここで大事な事

エンジンシリンダー内で爆発が起こり、その度にチャンバー内では圧力波が行き来します。これを【脈動効果】と言います。

 

チャンバーは、この脈動効果を上手く利用して混合気の吹き抜けを防いだり、混合気の充電効率を高めているんです。

まさに出力アップの必需品なんですね(/・ω・)/

「凄過ぎるぞチャンバー!」

 

ここまで、チャンバーがエンジンの一部である事がお分かり頂けたかと思います!(^^)!

改めて、2サイクルエンジンはシンプルがゆえにほんと良く考えられていますよね!凄い構造です。

 

お次はチャンバーで誰もが経験したあるあるについてです。


補足

ここからは私が経験した社外チャンバーについてお話しますね。

昔の社外品チャンバーは鉄製が多かった

今では社外品マフラーはステンレスが主流だと思うんです。

でも . . .

 

今から20数年前の2スト250ccの社外チャンバーはその殆どが鉄製でした。なので新品で装着しても1か月もすればチャンバーのあちこちから錆が . . .

 

しまいにはチャンバー全体が見事なサビサビボンバー状態に。

しかも鉄は熱に弱く、エンジン排気ポート高温になるので特にすんごいサビになります。これは見た目的にも良くないのでチャンバーをバイクから外してサンドペーパーでサビを綺麗にとって耐熱スプレーで塗装する必要がありました。

 

そうそう!社外品チャンバーは爆音でした . . .

社外品サイレンサーは直ぐに爆音になる

社外品チャンバーはサイレンサー内部が直管構造になっていました。

なので消音にはサイレンサー内部にグラスウールを敷き詰めていたんです。このグラスウールが厄介で、すぐに消音効果が無くなってしまうんです。

すると . . .

凄い爆音バイクに早変わりヽ( ̄д ̄;)ノ=3

これをリペアで治すのに素人がするのは無理がありました. . .

なので2ストバイクが全盛期の時は、結構な爆音が峠道を響かせていました。

 

そしてこの様な事も。

社外品チャンバーはセッティングを出さなければ馬力は上がらない

これは当たり前の事ですが、チャンバーを社外品に変更しても圧倒的な馬力は期待できません。当時20代だった私は奮発して社外品チャンバーを装着したんですけど、あまりパワーが上がりませんでした。

で、キャブセッティングしたバイクに乗ってみると?

 

「これ、おんなじバイク?嘘やろ?どうなってるん?」

 

と思う程凄いパワーの差!

燃調はかなり重要だと理解した私でした(^^)

 

この様なチャンバーも存在しました♪

ステン製のチャンバーは高値の華

鉄が主流の社外品チャンバー。

中にはステンレス製のチャンバーもありました。私、これがと~っても欲しかったんです(゚Д゚)ノ

 

でも . . .

 

価格が鉄製の2倍程したのを覚えています。高値の華でした♪

 

これは凄く欲しい。でも高い. . .

買おうか買わないか?凄く悩んだのを覚えています。

 

そんなチャンバー。この様な事は避けたいです。

一度ぶつけると凹みを直すのが難しい

チャンバーと言わず、マフラー全般に言える事ですが、バイクでコケるとその部分が凹みます。これってどうしてます?

直すことが難しいですよね。

特にチャンバーやマフラーは値段が高いです。

それに傷が付くとほんと凹みますよね(・Д・)ノ

転倒には気をつけたいところです。

 

では、最後になります。

最後に

今回、チャンバーについて色々と語ってきました。

2サイクルエンジンは、シンプルが故にほんとよく考えられていますね(^^)

排気ガスの吹き抜けをチャンバー形状を工夫する事で改善するってほんと凄いエンジン構造です(・Д・)

 

今では殆ど見かける事がなくなった2サイクルエンジン。

 

貴重な存在のバイクです。

 

では、失礼します。

 

 

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