「2サイクルって何でエンジンオイルが消費されるん?」

「4サイクルエンジンは何でオイルが減らへんの?」

 

こんにちわ、GSX-R1000 K6を所有している管理人のhaseです。

 

今では殆ど見る事が無くなった2ストバイク。何故2サイクルエンジンはオイルも一緒に燃焼する必要があるのでしょう?

この記事を読んでいるあなたも私と同じ思いでしょうか?何故なんでしょうねぇ~(=゚ω゚)ノ

 

これ、どれだけ調べてもその答えが分かりませんでした . . .

「どうなってるん?」

 

例えばネットでその事について調べてみると、その多くは「2サイクルはオイルを燃焼する構造だから(‘ω’)ノとしか書かれていないんです。

「いやいや、ちょっと待ってくださいよ。それみんな知っていますから( `ー´)ノ」

 

知りたいのは更に踏み込んだ情報なんです!

 

私、過去にNSR-250Rに3台乗り継いだ経緯があります。なので2ストエンジンの構造は大体理解しているのですが、それで何故エンジンオイルが燃焼されていくのか分かっていませんでした。

 

これは度真剣に調べなければ!

 

と強く思うようになり色々調べました。ここにお伝えしていきますね♪

 


記事中の情報は下記の文献を参考にしています。

【参考文献】

よくわかる最新バイクの基本と仕組み「第3版」著: 青木タカオ(秀和システム)

きちんと知りたい バイクメカニズムの基礎知識 著: 小川直紀(日刊工業新聞社)

 

 

スポンサーリンク


2サイクルは何故エンジンオイルも燃焼されるのか?

2サイクルは何故オイル交換ではなく、継ぎ足していく【燃焼】方法を取っているのでしょう?

 

2サイクルはクランクケースも使ってガソリンを吸気している

結論はこれです!

2サイクルエンジンはシリンダー内だけで
  1. 吸気
  2. 爆発
  3. 排気
これらをしている訳ではないのです。

「どう言う事?」

 

ピストンの下の部分、クランクケース内でも
  1. 吸気
  2. 圧縮
  3. シリンダー内に混合気を送り込む
これらを行っている訳なんです。

「マジか . . .知らなかった(/ω\)」

 

なので4サイクルエンジンの様にエンジンオイルをオイルパン【クランクケース】に貯めておく事が出来ない為、ガソリンとエンジンオイルを混ぜ合わせて燃焼しているんです。※4サイクルエンジンについては後で解説しますね

 

これは文面だけでは説明不足だと思うんです。なので図解で説明していきますね♪



 
  1. 吸入・圧縮クランクケース内にガソリンとエンジンオイルの混合気が吸気されます
  2. 燃焼:シリンダー内の混合気が爆発
  3. 排気・圧縮:ピストンが下がる事で排気ポートが開き、クランクケース内の混合気が一次圧縮】されてシリンダー内に送り出されます。それによってシリンダー内の燃焼ガスが排出され始める
  4. 掃気: ピストンが完全に下がる事で排気ポートが完全に開いて燃焼ガスを排出。
 

要するに2サイクルはエンジンの機械部分【クランクケース】シリンダー部分の両方を使って
  1. 吸気
  2. 爆発
  3. 排気
を行っているんです。

なのでエンジンオイルをクランクケースに溜めておく事が出来ない為、ガソリンと一緒に燃焼される必要があるんです。これを見て「2サイクルはほんとよく考えられてるなぁ!」と感心させられました!(^^)!

 

お次は4サイクルエンジンについてです。エンジンでも特にオイル循環の仕組みについてお伝えしていきます。

4サイクルはオイルを循環している

4サイクルエンジンはシリンダー内だけで吸気→爆発排気が行われています。



更に詳しく見ていきますね。

シリンダー(燃焼室)とクランクケース(機械部分)が独立している

4サイクルエンジンは2サイクルエンジンの様にクランクケース内に混合気を吸気して一次圧縮する事はありません。

 

2サイクルエンジンとは違い、シリンダーとクランクケース内はそれぞれ独立しているんです。

なのでクランクケース内にエンジンオイルを溜めておく事が出来るんです。

 

これがエンジンオイルが燃焼しない仕組みになります。

オイルを貯める【ウェットサンプ】

クランクケース内に溜まっているエンジンオイル

4ストロークエンジンは、これをオイルポンプを使って主要部分に潤滑させているんです。

 

「凄いやん!」

 

そうなんです(=´∀`)人(´∀`=)

しかもウエットサンプではエンジンオイルで隣接するミッションやクラッチも共有して潤滑しているのです。

 
ウエットサンプとはエンジン最下部にオイルパンを設け、そこに溜まるオイルをポンプを使って汲み上げエンジン各部に圧送する仕組みの事です
 

そしてエンジンオイルは潤滑は勿論、それ以外にも沢山の役目をしているんです。
  • 潤滑
  • 密封
  • 冷却
  • 洗浄
  • 防錆
これらの役割も担っている訳です。※凄いぞ4ストエンジン(‘ω’)ノ

 

これで分かった事は、2サイクルと4サイクルはその構造に随分違いがある事が分かりました。


補足

ここからは私が感じた事をお伝えしますね。

何故2サイクルは一次圧縮が必要なのか?

2サイクルの吸気爆発排気、これらをクランク側でも一次圧縮すると言う事を知って私はこの様に思いました。

「何故一次圧縮しなければいけないのか?」と。

 

これについて知り合いのバイク屋さんに聞いてみました。

その理由は、パワーが出ないからと言う事でした。

マジか . . .

 

爆発して燃焼した高圧ガスを換気してチャンバーに排出すには、新気を加圧させてシリンダー内に勢いよく排出するしかないのです。

なのでそれをするのにクランクケース内で一次圧縮しているんです。

 

 

補足:

今回意見を貰えたバイク屋の方はその昔、クランクのサイドベアリングシールが吹き抜けるトラブルに遭遇して、そこから混合気がダダ洩れになったそうです。

それによって一次圧縮が無くなってエンジンは回転するけど、馬力の無いスカスカ状態に。散々な目に遭ったと言ってました。

 

成程 . . .実体験は貴重です(゚Д゚)ノ

 

お次はこちらです。

燃焼されずに排気される構造でもある

2サイクルエンジンは吸気と排気を一工程で行っています。なので燃焼されずに排気される未燃焼ガスが発生するんです。

もったいない . . .」

そうです!凄くもったいないのです(*´Д`)

 

でも、そのもったいない未燃焼ガスを少しでも燃焼するのに考えられたのがチャンバー。未燃焼で勢いよく排気されたガスがチャンバー出口で跳ね返って再度シリンダー内に戻って燃焼されるんです!(^^)!

 

2サイクルエンジンはほんと良く考えられていますね!(^^)!

 

お次はこの様なお話です。

エンジンオイルが無くなれば即焼き付きになる

私は過去、NSR-250Rを二回焼き付いて廃車にした経緯があります . . .

「何してるん?それあかんて~!」

はい、反省しています(*´Д`)

 

で、何故二回も焼き付きを起こしたのかと言いますと、バイクに対してズボラだった為です。エンジンオイルが無くなってきて「そろそろ給油しなければ!」

その様に思っていました。

 

でも、「後少し位だったら走るんちゃうん?」この様に超あま~い考えをしていたのです。

その結果 . . .

 

焼き付きを起こす羽目に (゚Д゚)ノしかも二回もです。

 

悔やんでも悔やみきれません。

2サイクルバイクに乗られるのであれば、エンジンオイルはほんと意識したいですね。

 

では、最後になります。

おしまいに

今回、何故2サイクルエンジンのオイルが燃焼されるのかを真剣に考えてみました。それには2サイクルエンジンがそうでなければならないエンジン構造だったんですね。

 

もう一度おさらいします。

 
  • 2サイクルエンジンはシリンダーとクランクケースの両方で吸気、爆発、排気をしているのでエンジンオイルは燃焼される必要がある
  • 2サイクルエンジンは吸気と排気が同時に行われているので未燃焼ガスが排出される
  • 4サイクルエンジンはシリンダー内だけで吸気、爆発、排気をしているのでエンジンオイルは燃焼されない
  • 4サイクルエンジンはクランクケース内にオイルを貯めてクランクシャフトによって掻き出している
 

 

今回、色々と調べる事で何故2ストがオイルを燃焼しなければいけないのかが大まかに理解しました!(^^)!

※まだ分からない部分もあり、分かり次第加筆しますね

 

そこで思ったことは【2サイクルエンジンは高度に開発された凄いエンジン!】と言う事です。知れば知る程それぞれのパーツや動作に凄い重要な意味があるんです。

エンジンがあれだけ高速で回転するって私個人の意見としては「ありえへん!」です。

 

2サイクルエンジンはその構造から、残念ながら今では殆ど公道で見る機会が無くなってしまいました。でも、排ガス規制をクリアすれば復活出来ると聞きます。

いつか凄い2サイクルエンジンが出てくる事を楽しみにしています!(^^)!

 

※因みに、こちらに2ストバイクの記事を書いています。参考にしてみて下さい。

2ストバイクってホントの所どう?他を圧倒する孤高のマシン

現代に蘇った2スト500cc SUTER 「MMX 500」!驚異のスペック~

 

では、失礼します。

 

 

おススメ記事と広告