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「電動バイクって実際のところどうなん?」
「未来のバイクは電動バイクが主流になるんかな?」
こんにちは、管理人のhaseです\( ˆoˆ )/
バイクの雑誌を読んでいると、最近では電動バイクの記事がチラホラ目につく様になってきましたね。
これ、バイク好きな私としては興味津々です!
どんな加速するんやろ?
どういった出力特性なんやろ?
モテるんかな(・Д・)ノ
この様にワクワクしてしまうんですよねぇ〜♪
特に今年【2,019年】に入り電動化の波が一気に加速している気がします(・Д・)ノ
どんどん未来が現実になりつつありますね♪
今回、この記事ではそんな電動バイクにスポットを当ててお伝えしていきますね。
電動バイクはこれからの新しいバイクの形になるのでしょうか?
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目次
電動バイクってどう?
「電動バイクの現在の状況はどうなの?」まずはこちらから考えていきますね。
電動って聞くと私的には速いバイクをイメージしてしまいます♪
しかし . . .
私の予想に反して日本国内で現状売られている電動バイクはスクーターがメインです。
これって何故(・Д・)ノ
電気自動車の様に速いバイクは . . .
それにはこの様な要因がありました。
- 航続距離が短い
- 価格の差がある
- クルマほど電気の旨味がない
- 充電インフラが無い
現時点では、まだまだこれからのバイクって感じですね。
では、それぞれについてみていきますね♪
航続距離が短い
電動バイクに使われるバッテリーは、高性能な次世代バッテリーであるリチウムイオンバッテリーでも一回の充電で30〜60キロ程の走行距離になります。「少なっ!んじゃ、もっと容量の大きいバッテリーを積んだらイイんじゃね?」
その様に思われるかも知れませんね。
でも . . .
そうすると重量が重くなり価格が一気に上がります。
このせめぎ合いが歯痒いですよね . . .
なのでそのちょ〜ど良いのが今現在の航続距離になります。
充電時間も一回で(4〜6時間)になる事から電動バイクの特性の理解が必要です(*´Д`*)
お次はこちらです。
価格の差がある
電動バイクの主流である電動スクーターを調べてみると結構な価格差があります。例えば、同じ航続距離で同じ最高速度のスクーターでも2倍近い価格差が . . .
なんで?
それには使われているバッテリーによるところが大きく、
- 鉛バッテリーか
- リチウムイオンバッテリーか
- バッテリー容量
- エネルギー密度
この様にバッテリーの種類や容量によって大きく価格差が変わってきます。
特に次世代のリチウムイオンバッテリーは高価です。
その代わり、
- バッテリーの寿命が長かったり
- 自然放電が少なかったり
- 鉛バッテリーに比べて圧倒的軽量だったり
- エネルギー密度が高密度
この様に結構なメリットがあります\( ˆoˆ )/
なのでそんなバッテリーを搭載したバイクは高価になります。
そして、そもそもバイクって燃費が良いのです。
クルマほど電気の旨味がない
バイクは車と違い圧倒的に軽量です。私が所有しているGSX-R1000でも乾燥重量166kg.
※これは極端かも知れませんが . . .
中型バイクになれば更に軽量になり、その結果リッターあたり20キロ近くは走ります。
世界的に有名なカブなんかは燃費40キロ近くは走れます(・Д・)ノ
その様な状態で動力源を電気に変えたところで、あまり電気の旨味であるランニングコストが変わらないんですね . . .
なので車の様に電気による旨味が少ないのです。
お次はこちら。
充電インフラが無い
バイクのバッテリーは一回の充電で走れる距離が短いです。※大体30〜60キロ位なので遠くへ行くことができません . . .
それを解消するには高性能なバッテリーの開発が待たれるのですが、今現在でもかなり高性能なバッテリーを搭載しています。
なので画期的なバッテリーの登場は難しいのが現状です。
そこでインフラ整備。
日本のバイクにおけるインフラはまだまだ発展途上です . . .
それに比べ、
お隣の国台湾では結構バイクのバッテリーインフラが進んでいます。
その方法がちょっと変わっていて、バッテリーをゴッソリ入れ替える方法を取り入れているのです(・Д・)ノ
これって画期的ですよね♪
何がイイかって充電する時間が要らないのです。
バッテリーを入れ替えるのですから . . .
台湾国内ではバイクのバッテリー入れ替えステーションが2019年の年度内に1,000箇所を超えるそうです。
※それ以外にも充電ステーションは2019年には2000箇所を超えるそうです
ここまでくると電動バイクで走っていても安心ですよね♪
それが日本国内で出来ると良いと思うのですが、
そもそもそこまで日本ではバイク需要が無いのも現状です . . .
ここまで電動バイクの現状をお伝えしてきました。
バイクは車と違い趣味性の部分が大きく関係しています。
特にエンジンからくる鼓動やエンジン音、胸のすくシフトダウンはエンジンでなければ味わえない感覚。
なので実用性が高い電気自動車の様に広がらないのも現状です . . .
とは言え、電動バイクも魅力は沢山あります♪
電動バイクの良い所
構造がシンプル
電動バイクはエンジンバイクの様に複雑な内燃機構が存在しません。例えばですよ、
- エンジン
- タンク
- キャブレター
- ミッション
- クラッチ
- ラジエター
- マフラー
ゴッソリですよね . . .
必要なのは動力で考えると、
- モーター
- バッテリー
- コントローラー
これ、めっちゃシンプルですよね!
シンプルなので、その分コストも掛からないし故障も少ない。
メカ的な寿命も長くなります。
※注意
それ以上にバッテリーが高価な為、結局は価格が高くなりますが . . .
内燃機構が無いので音が静かなんです。
音が静か
電動バイクは未来のバイクです。内燃機構がない事で圧倒的に音が静かなのです(・Д・)ノ
そしてエンジンから来る振動も軽減されます。
正に未来のバイクですね♪
その反面、これは車と同じですが音が静か過ぎるので人が気付かない場合があります . . .
これには注意が必要ですね。
お次は補足情報です。
補足
ここでは色々な電動バイクをご紹介していきますね♪折りたたみ式電動バイクが販売された
最近では折りたたみ式電動バイクがネットを賑わしています。その一つにBLAZE SMART EV(ブレイズスマートEV)。
この電動バイクがすごくてですね、重量が18kgしか無いのです . . .
ありえない様な軽さでしょ(・Д・)ノ
これって普通の自転車と同じ重量で、それでいて最高速度が30キロも出てしまうんです♪
こういうお手頃な電動自転車(バイク)をみなさん待っていたのではないでしょうか?
価格は12万8,000円で、これを作ったメーカーはもともとキャンピングカーを製造するメーカー。
旅先でプラッっと走れるアイテムが欲しいとの要望から開発したんだそうです。
ブレイズスマートEV 電動バイク 原付バイク 電動スクーター
近場をこれでプラ〜っと走ってみたいですね♪
お次はハーレーです(・Д・)ノ
ハーレーも電動バイクをリリース
ハーレーと言えば空冷のVツインエンジンで周囲に地響きを轟かせる何とも気になるバイクです♪そんなワイルド感漂うバイクなんですが、遂に電動バイクを販売したんです(・Д・)ノ
あのハーレーがですよ?
やっぱりアメリカはする事が大胆です♪
で、その電動ハーレーはライブワイヤ(LIVE WIRE)と言う名が付けられています。
このバイクは2014年にプロトタイプが発表されています。なので今回の発表までに5年の歳月を要しているんですね。
で、そのスペックが凄くて
0〜60マイル(約100m)までが3.5秒で到達。
これは今現在のSSバイクとほぼ同じスペックになります . . .
そして一回の充電で170キロも航続できるのです。
これだけ走れば日常で使っても問題の無いレベルでは無いでしょうか?
それ以外にもこの電動ハーレーはポジションがどちらかと言うとネイキッドに近いスタイルになります。
写真で見る限りでは、正直カッコいいです(*´Д`*)
価格は321万円と決して安くはない価格ですが、ハーレーの中では標準的な価格と言えます。
新しい機能のハーレーが好きな方はこれもありだと思います♪
お次はこの様な電動バイクがあるのです。
マン島TTにも電動バイクのジャンルがある
イギリス王室属国のマン島で毎年五月に開催されるレースがあります。それがマン島TT。
一周60.7キロの公道をアクセル全開で駆け抜けるすんごいレースなんです。
「聞いた事があるよ♪」
って方も多いのでは。
そんなマン島TTにもいろんなバイクのカテゴリーがあります。
例えばですね、
- Senior TT : 最高峰クラスでマシンは市販のバイクベースのSuper bike中心
- Super bike : 改造範囲の広い1000cc中心のクラス
- TT Supersutock : 市販1000cc中心のクラス
- Supersutock : 市販600cc中心のクラス
- Sidecar TT : 600ccのエンジンを搭載した三輪バイク
- TT Zero : 電動バイクのクラス
その中にあるTT Zero【電動クラス】が速いんです(・Д・)ノ
例えばですね、
・最高峰クラスのSenior TTのマン島一周の平均時速が215.591km/h。タイムは16分53秒929
・600ccのマシンであるSupersuport TTでは平均速度207.068km/hでタイムは17分35秒659
・それに比べ電動クラスのTT Zeroの平均速度は191.961km/h。タイムは18分58秒743
確かにSenior TTや600ccクラスより遅いです。
でも、これはレギュレーションによるところも大きく関係していると聞きます。
電動バイクは如何にしてバッテリー容量を抑えてレースをするかが大きな鍵を握りますから。
※バッテリーを搭載しているので重量が248kgになります
お次もレースのお話です。
MotoEが2019年から開催
世界グランプリに今年から新しいカテゴリーが出来ました。それがMoto-e。
このバイクはイタリアのモデナを拠点とするエネルジカ・モーターカンパニーが開発した電動のスーパーバイクが供給される事になります。
MotoGPと併催され全5戦が予定されています。
そんなMoto-eで使われる電動バイクのスペックなんですが、このバイクの市販車が存在しておりそちらのスペックが公開されています。
- 馬力 : 107kW/6000rpm
- 最高速 : 240km/h
- 一回の充電で約193キロ走行可能
これって結構凄いスペックですよね(・Д・)ノ
価格は約336万円となります。
でも . . .
今年の3月にマシン倉庫が全焼すると言う悲劇に見舞われて、今現在ではスケジュールの調整が行われています。
お次も凄い電動バイクの市販車のご紹介です。
ライトニング・ストライクが激しい
市販の電動バイクでは、こちらも結構凄いです。それがライトニング ストライク。
このバイクは、アメリカのカリフォルニアに本拠を置く会社ライトニングモーターサイクルが制作しています。
で、そのスペックが凄いのです!
- 電動パワースペックは最大で90hp
- 最大トルク24.9kgm
- 最高速217km/h
これはスタンダードでのスペックで、このバイクにはカーボンエディションがあります。
なんだか凄いバージョンですよね♪
こちらになると、一気にスペックが上がり、
- 最大出力はプラス30hhの120hp
- 最大トルクは24.9kgm
- 最高速241km/h
結構なスペックです(・Д・)ノ
そして、このバイクには3種類のバッテリーから選ぶ事ができるんです。
・ベーシック仕様 : 10kWh 一回の充電での航続距離が高速115km/市街地160km
・中級仕様 : 15kWh一回の充電での航続距離が高速170km/市街地240km
・上級仕様 : 20kW一回の充電での航続距離が高速240km/市街地320km
私ならやっぱり上級グレードを選ぶかなぁ〜♪
ちなみに充電方式なんですが、一般家庭で使われている110Vソケットで一晩で満充電となります。
それ以外では急速チャージャーを使えば20分で160km分の充電が可能になるとしています。
価格は約144万円からで、今年2019年7月からの販売になります。
そんなライトニングですが、更に最強の電動バイクが発売されます!
それが【LS-218】
このバイクは2011ボンネビルで最高速約346km/hを達成しているのです(・Д・)ノ
それが今回市販バージョンとして遂に世に出るのです。
そのスペックは
- 最高出力200馬力
- 最大トルク168ft/ibs
- ゼロから100キロまで2秒半
このバイクの加速はカワサキH2とほぼ同程度の加速!
はっきり言って化け物です(・Д・)
航続距離は一回の充電でスタンダードのバッテリーでも140kmが可能に。
そんな充電も高速充電ステーションを利用すれば30分以下で充電完了となります。
そして電動バイクの弱点である重量は225kgを達成。
この様な電動バイクだとほんと凄いですよね。
今現在の電動バイクの市販車最強です(・Д・)ノ
しかも電動の特性であるスタートダッシュが圧倒的なんです。
同じ馬力のエンジンバイクと比較出来ない魅力がそこにはあります。
かなり興味惹かれるバイクですね♪
では、最後になります。
おしまいに
今回、電動バイクについて色々と調べてみました。調べれば調べる程、未来はすごそこにやって来たと実感しましたよ\( ˆoˆ )/
特にライトニングの上位グレードなんかは600ccのSSバイクに肉迫しています。
もう一度おさらいしますね。
- 航続距離が短い
- 価格が高い
- クルマほど電気の旨味がない
- 充電インフラが無い
- バッテリーが高価
まだまだこれからのバイクですよね(・Д・)ノ
でも、いつかはアニメ映画AKIRAに登場してくる金田のバイクが市販化されると面白いですよね♪
私はこのバイクに猛烈に憧れたものです。
では、失礼します。
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