バイクにタイヤって凄く重要な部分ですよね。
どれだけ凄いバイクでもタイヤが駄目だったらどうしようもなくなります。
こんにちは。バイクが好きでGSX-R1000 K6を所有している管理人です!(^^)!
バイクの維持費で一番お金が掛かるのがタイヤ代と言っても過言じゃないですよね。
タイヤが新しいと【特にハイグリップタイヤ】バイク本来の性能が発揮できてしまいます。それどころかバイクの性能以上の事が出来ると言っても過言じゃないです。
でも、新しいタイヤはバイクには良くても財布には痛いです . . .
かと言って寿命を過ぎたタイヤでの走行は凄い危険!(私、これでタイヤが破裂した経験あり)
そこで今回、バイクの運動の肝になる部分タイヤの寿命について私の独断と偏見、過去経験を踏まえて語っていこうと思います。
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目次
タイヤの寿命は?グリップが美味しい期間は短い~
いきなりですが、まずは結論から申し上げますね。タイヤのグリップが美味しい期間はほんと短いです。ここに大まかですが、タイヤのグリップ寿命についてお伝えします。【スポーツタイヤを例に挙げています。あくまで私の感想です】
- 新品タイヤに交換して期間は半年~1年
- 距離は2~3,000km
「グリップの寿命早っ!それって早すぎやで!」
ですよねぇ~!
これを過ぎるとグリップ感をあまり感じなくなってきます . . .
でもタイヤの溝はまだまだ残っています。
「これ、何とかならへんの?タイヤが勿体ないで(/・ω・)/」
そこで私が出した結論は、「グリップが美味しい期間は短いが、タイヤ溝はまだある!」です。
なので新品タイヤ交換後は峠をメインに。その後グリップ感が弱くなってきたらツーリングをメインに、タイヤの寿命であるスリップサインが出るまで使っています!(^^)!
お次は、そのタイヤの寿命についてお伝えしていきますね。
タイヤの寿命は?
バイクに限らずタイヤには二通りの寿命があります。- 耐用年数
- 走行距離に対する寿命
それぞれについてみていきますね!(^^)!
耐用年数
まずは耐用年数から。バイクのタイヤは製造されてから3年が耐用年数とされています。
知っていました?
なので、あまり走っていなくて走行距離が少なく、タイヤが殆んど減っていなくても3年経てば交換した方がいいです。
少し補足情報になりますが、ゴムは経年変化に敏感です。
車でもそうですが、年数の経過した車で一番先にやられるのがゴム関係(パッキンやホース)と言います。
なのでゴムで出来ているタイヤは経年変化をモロに受けます。
次は距離に対する寿命です。
走行距離に対する寿命
私の乗っているバイクが大型のスーパースポーツと言う事もあり、基準を大型のバイクに置いて考えていきますね。- ジムカーナ用ハイグリップタイヤで1,000km
- スポーツ走行できるハイグリップタイヤで2,000km~4,000km
- ツーリングメインでスポーツ走行もできるタイヤで6,000km~1万km
これは私がバイクに装着して実際に経験したタイヤの寿命です。
ハッキリ言って車を基準で考えたら信じられない位寿命が短いですよね。
それこそ慣らし運転が丁度終わった頃にタイヤの寿命も終わる。そんな感じです。
でも、実はこれでもひと昔前より随分とタイヤの走行距離の寿命が延びているんです!
今から10年前だったら、ツーリングが出来るスポーツタイヤの寿命でも、頑張って6,000kmが限界でした。
それ以上走るとよく滑るし、ハンドリングが極端に悪くなる。
こうなるとほんと走っていて楽しくないです。
それが、最近では技術の進歩でタイヤのセンター部分とサイド部分で使うゴムの種類を使い分けているんです。
当然タイヤのセンター部分は加速、減速でタイヤの減りが早くなるので硬めのゴム(コンパウンド)を使用してタイヤの持ちを長くしています。
そしてタイヤのサイド部はコーナリングでバイクを寝かしても滑らない様に、柔らかいゴムを使用してより強力なグリップを持たせるようになっています。
これらの技術のお陰で、ツーリングメインなら1万キロ位使えるようになりました。
こういったタイヤ構造(センターとサイドで違うゴム質)は少し前から出始めましたが、当初はそれでもタイヤ寿命が短かったです。
それが色々な研究開発が進んで、今では随分走行距離の寿命が延びてきました。
では、次にタイヤの寿命のサインとも言うべき症状をお伝えしますね。
タイヤが寿命になると、この様な症状になる

タイヤサイドには三角マークが付いているところがあるんです。そのマークの位置にあるタイヤ溝が規定の溝より浅くなっていれば交換です。
では、タイヤが寿命になるとどの様になるのか?
ここに挙げますね。
- ハンドリングが悪くなる
- 道路のワダチにハンドルを取られる
- 加速時、リアタイヤが空転する
- 雨の日、ブレーキを掛けると恐ろしい程タイヤが滑る
バイクはタイヤにかなり依存して走っているので、タイヤ溝が減ってくると、走っていて結構な違和感を感じます。
出来れば早めに交換しましょう(‘ω’)ノ
次はタイヤの寿命が早まる走行について、お伝えしていきますね。
これをすると一気にタイヤの寿命が短くなります。意識してくださいね。
これをするとタイヤの寿命が早まる
バイクって日常の足と言うより、趣味性が強い乗り物だと私は思っています。なので普段は磨いてばかり(‘ω’)ノ
するとこの様な事になります。
右手(アクセル)を開け気味になる . . .
普段ほとんど乗らないものだから、たまに乗ると嬉しくてどうしても加速をしたくなります。(もちろん法定速度内での加速です)特に天気の良い休日の早朝なんかは最高です!(^^)!
でも、これをちょくちょく繰り返していると . . .
リアタイヤの減りが圧倒的に早まります。そしてフロントタイヤは加速した後のブレーキで減っていきます。
「そんなこと言っても楽しく走るのがいいねん!」
そうなんです!バイクは普段走らないので、たまに走る時位少し加速してもいいんです。でもそれを頻繁に繰り返すとタイヤの減りが早まります。
ツーリングメインでバイクを乗られる方なら走行距離1万kmまで持つ様なタイヤでも、加減速を繰り返す事で5,000km位でスリップサインが出てきます。
そしてそれがタイヤのセンター部分だけ減った状態 . . .
これがハンドルにも悪影響を与えます!
バイクのタイヤ断面形状は本来円形状です。
それが加減速の多用でタイヤの中央だけが減ってタイヤ断面形状が四角くなってきます。
これだと当然ハンドルに悪影響を与えます。
じゃ、加速をしてもタイヤが出来るだけ長持ちする方法は無いのでしょうか?
あります。
それを次にお伝えしますね。
タイヤを長持ちさせる方法はこれ!
タイヤを少しでも長持ちさせて、ナチュラルなハンドリング性能を維持する方法はこれです!加速をする時は、直線だけで加速をしない事です。
「え?何言ってるん?」
直線だけで加速すると、タイヤセンターばかりが減るのでハンドリングにも悪影響を与えます。これは当然ですよね。
そこで私はこの様にしています。
加速をする時はカーブで加速をする。
これをする事で、タイヤのセンターからズレた所で地面と接地するので、センターだけが減るのを防ぐことが出来るんです!
もっと分かり易く言いますと、タイヤが変摩耗しない様にタイヤを意識して使う事です!
これを意識すると、タイヤのセンターが減るのが随分ましになります!(^^)!
ここからは補足情報になりますが番外編をお伝えしますね。
番外編(特価タイヤについて)
記事最初に書きましたタイヤの耐用年数に関係する事です。バイクのタイヤってちょくちょく特価で売られている事がありますよね!
私の好きな特価です!(^^)!
そもそもタイヤの特価ってナゼあるのでしょう?
- 大量に仕入れたから?
- 不人気で売れ残ったから?
※ここからは少し私の体験談を聞いて下さい(^ ^)
ある時、バイクの車検の時期が近づいてきて、その時はバイクショップに預けて車検をお願いしました。
その時、ショップには結構沢山の特価タイヤが。これは嬉しいじゃありませんか(‘ω’)ノ
タイヤも寿命だったので新品タイヤへ交換もお願いしました。
そこでその特価タイヤをチョイス!
車検が終わってバイクを取りに行って走ると?
「ん?なんか変 . . .」
リアタイヤが直ぐに空転するんです。
でもその時の季節は春前の3月。なので寒くてタイヤが十分温まっていないから空転しているんだな!と思ってあまり気にしませんでした。
そして季節は移り変わり夏。
夏になると更にタイヤが空転します。空転に磨きが掛ってます。これはおかしい!
カーブでちょっとアクセルを開けただけでもリアタイヤが滑る。
走っていられません。
一年経たずしてタイヤを交換しました。散々なタイヤでした。
これらを踏まえた上で、特価セールタイヤは耐用年数を越えたタイヤがあるかもしれません!
必ずタイヤの製造年月日を確認する事をお勧めします!
確認方法ですが、タイヤのサイドウォール部分に数字が書かれています。
仮に2017年だとすると、1517となります。
数字最初の15とは、週(15周目)を意味します。
これを確認して安全を手に入れましょう!(^^)!
次に、私のタイヤ交換時期をお伝えしますね。
車検毎にタイヤ交換を
タイヤってゴムで出来ているので生物です。だから耐用年数があるんですね。
なので、例え走行距離が少なくても耐用年数に足しいていたら交換したほうがいいです。
私は車検毎にタイヤ交換をしています。
年間走行距離が2,000kmも走らないので車検がある2年毎で4,000kmも走っていません。でも問答無用でタイヤ交換をしています。
安全には換えれません。
あなたもタイヤには特にシビアになって安全を確保してくださいね!私からのお願いです。
最後に私お勧めのタイヤをお伝えしていきますね。
私お勧めのタイヤ(PIRELLI ROSSO CORSA)

私お勧めタイヤこれです!
それはツーリングも出来て、スポーツ走行も出来る欲張りタイヤ。
そしてタイヤの性能(グリップ)が発揮されている期間が長いタイヤ。それがPIRELLIのROSSO CORSA。
同じジャンルでは、
- メッツラーのM3
- ミシュランのパイロットパワー、パイロットロード
- ブリヂストンのBT016 PRO(今現在使用中のタイヤ)
お勧めです!(^^)!
では、最後のしめに入りますね。
まとめ
今回、タイヤの寿命について私の経験を踏まえて書いてみました。もう一度まとめてみますね。
- タイヤの耐用年数は製造後3年
- スポーツ走行できるハイグリップタイヤは寿命が短い
- タイヤの寿命が来るとよく滑る
- 最近のタイヤはセンターとサイドでは違うゴムを使って寿命が延びている
- 特価タイヤは製造年月日に注意を!
私はタイヤ交換をする時は、ハイグリップタイヤを選んでいます。これはもし万が一タイヤが滑って事故を起こしたら大変だから。
かと言ってハイグルリップタイヤは価格が高いです . . .
でも事故ったら元もこうもありません。安全には換えれません。
これから季節は秋。
暑い夏が過ぎてバイクにはこの上ない走り易い季節に入りました。
安全には十分気を付けてお互い気持ちのいいバイクライフを送りましょう!(^^)!
※こちらにもバイクのタイヤ記事を書いています。参考にしてみてください♪
バイクのタイヤ交換工賃って高くない?〜それにはこんな事情が〜
バイクのタイヤでオススメは?美味しいところ取りのタイヤはこれ〜
バイクのタイヤで皮むきってどの様に?私はこの様にしています〜
バイクのタイヤ幅について!太いリアタイヤはどう言ったメリットがあるの?
では、失礼します。
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