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マン島TTレースのサイドカーって凄いですね!
何なんです?あれは?
これを知ったのはYou Tube動画で。
最初「この乗り物って何なん?バイクでもないし、かといって車でもない。誰か教えてぇ~!」
その様に思っていました。
それがレーシングサイドカーだったんです。
しかも、マン島TTに出場しているサイドカーって運転がかなりアグレッシブなんです。バイクの体重移動なんて比じゃありません!
下手するとサイドカー側に乗っている人がマシンから吹っ飛んでいきそうな勢いなんです(/・ω・)/
これ、凄くドキドキです . . .
今回、そんな極めて珍しいマン島TTレースのサイドカーについて語っていきますね。
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マン島TTレースのサイドカーとは?
まずはサイドカーの大まかな概要をお伝えしますね。二名一組で操るマシン
このマシンは二名一組で操作するんです。- アクセルとブレーキ担当のドライバー
- 体全身を使ってコーナーでの体重移動を行うパッセンジャー
二人の息の合ったアグレッシブな操作が欲求されます。
車でもない、かといってバイクでもない、両方の要素が組み合わさった不思議な乗り物です。
※噂によれば、マシンとドライバー、パッセンジャーの三つが高い次元で融合すれば四輪以上のコーナーが可能とされています
マシン情報
ここマン島TTを疾走するサイドカーはスイスのレース用サイドカーメーカー【LCRエンジニアリング】のマシンを使用しています。このマシンは綺麗な流線形をしています。これはニーラと呼ばれ、レース用サイドカー独自のフォルムを採用しています。このフォルムにすることで空気抵抗を低減させています。
サイドカーはバイクの様にバンクして曲がらないので、タイヤ形状は車と同じ形状になっています。
そして排気量は600cc。
直線距離が長いマン島TT。アクセル全開が長い為、どうしても高回転キープが欲求されます。なのでエンジンが壊れる場合が結構あるようです。
お次は華麗な動きをするパッセンジャーについてです。
パッセンジャーの体重移動が渋い
車体をバンクさせずにコーナーを抜けるサイドカー。高速でカーブを曲がろうとするとひっくり返ってしまいます。それを防ぐのがパッセンジャーの役目です。
身体の全体重を使ってコーナーを切り抜けるマシンの制御をしています。
そのパッセンジャーの動きが凄いんです!
特に高速コーナーや、キツイカーブなどではバイクにぶら下がる様な格好でマシンを制御しています。
これ、側から見ればあり得ないポージングです(/・ω・)/
ここにその凄いライディングフォーム【ポージング】の画像をご紹介したいのですが、著作権の為貼れません 。
でも、何とかその臨場感が伝わる様に記事で表現していきますね!(^^)!
サイドカー側に搭乗しているパッセンジャーは色々な姿勢でマシンを制御しているんですが、体を支える所がほんと少ないんです。
バイクならタンクを体で挟んだり、ハンドルをシッカリ握って人車一体になれます。
しかし、パッセンジャーは違います。
マシンに付いている幾つかの手摺と、足元ある軽い突起だけでマシンを制御しているんです。
これは大胆な体重移動が欲求されるので、無駄のない必要最小限の支えに留めているんですね。
※動画では、ちょくちょく飛びそうになっているパッセンジャーの姿が見受けられました
私が動画を観ていて特に「危ない!!」と思ったのが強烈なブレーキの時。
直線時、パッセンジャーは体を伏せて手摺を握っているだけです。それ以外に体を支えるモノはありません . . .
その様な状態でカーブ直前でブレーキを掛けると、パッセンジャーは前のめりになってサイドカーから飛びかけるんです。これはホント危ないライディング技術です。
そんなレーシングサイドカー。レースでのタイムはどうなんでしょう?
マン島TTでのタイムは?
サイドカーのタイムって気になりますよね。記事始めに書きました【マシンとパッセンジャー、ライダーの全てが一つになったら四輪より速いコーナーが可能】と言う言葉でどの様なタイムが可能なんでしょう?
こちらに全カテゴリーのコースレコードを挙げてみました!(^^)!
カテゴリー/ レコード年月日/ マシン名/ コースタイム/ 平均速度/
- Senior TT: 2016年 BMW S1000RR 16分53秒929 215.591km/h
- Super bike: 2016年 BMW S1000RR 16分58秒254 214.675km/h
- TT Supersutock : 2016年 BMW S1000RR 17分00秒510 214.200km/h
- Supersport TT: 2016年 CBR600RR 17分35秒659 207.068km/h
- Sidecar TT: 2017年 LCR Honda 600 19分19秒746 188.485km/h
- TT Zero : 2015年 無限神電四 18分58秒743 191.961km/h
どうですこれ?他のマシンと比較すると
- 排気量が小さい
- 二人乗り
分かりやすい例を挙げてみますね。
少し前にWRCマシンがここで激走したんですが、その時のタイムが
17分35秒
このタイムを出すまでの前のタイムがこれです。
2011年 19分56秒
2016年 19分15秒
そうなんです!2011年に激走したタイムとほぼ同じなんです。
WRCマシンのアグレッシブな走りは尋常ではありません。そのマシンの過去タイムとほぼ同じって . . .凄いです。
では、最後になります。
最後に
今回マン島TTレースのサイドカーについて語ってきました。サイドカーはそのアグレッシブなライディングから、観客の方からも高い支持を受けています。あの激しい動きを見てしまうと、バイクとはまた違った熱いものを感じてしまいますよね!
もう一度おさらいしますね。
- パッセンジャーの体重移動が半端なく凄い
- レーシングサイドカーは二人一組で操作する
- ライダーはアクセルとブレーキ、パッセンジャーはマシンの重心制御を担う
- スイスのレース用サイドカーメーカー【LCRエンジニアリング】のマシンを使用
- タイムは2011年WRCが記録したタイムに近い19分19秒746
You Tubeでマン島TTの動画を何度も観ましたが、やっぱり凄いです!パッセンジャーのアグレッシブな体重移動が画面こちらにも伝わってきます。
後1か月少しでマン島TTレースが始まります。
【5月最終周~6月始めの周開催】
今年もアグレッシブな展開が繰り広げられるんでしょうね。
また詳細な情報が分かり次第、こちらに記事追加していきますね!(^^)!
では、失礼します。
※こちらにもマン島TTレースの詳細記事を書いてみました。参考にしてみて下さい。↓
マン島TTレースが超~危険!その詳細を語る~
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